がんリスクスクリーニング
アミノインデックス(AICS)
1回の採血で、複数のがんの
リスクを評価!
現在、わが国のがんによる死亡者数は年間30万人を超え、死亡原因の第1位を占めるようになりました。国民の健康に関する関心も高まっており、遺伝子レベルでのがん予測により治療を行っている人もいます。私たちの体のアミノ酸バランスは保たれておりますが、病気になるとバランスが変化します。この血中アミノ酸濃度を測定することで、健康状態や病気の可能性を解析するのがアミノインデックスです。
現在、アミノインデックス技術により、胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのがんリスクスクリーニング(AICS)が行えるようになりました。これまでの腫瘍マーカーとは異なり、複数のがんそれぞれに対するリスクを判定することが可能です。
検査は採血(約5ml)のみで行います。保険適応はありません。
検査対象になるがんの種類
- 男性(5種)
- 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん
- 女性(6種)
- 胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん、子宮がん・卵巣がん
検査の結果について

AICSはそれぞれがんについて、がんである確率を0.0~20.0の数値(AICS値)で報告します。リスクの傾向は数値が高いほど、がんである確率が高くなります。
また、このAICS値からリスクを判断する目安として、「ランクA」「ランクB」「ランクC」に分類され、がんであるリスクの傾向が3段階で示されます。
リスクとは、確率、可能性、危険性などと呼ばれているもので、がんであるか否かをはっきりと判断するものではありません。
検査の対象者について
AICSは、下記年齢の日本人(妊娠されている方を除く)を対象として開発された検査です。
これらの方以外のAICS値は評価対象外となります。
検査項目 | 対象となるがん | 対象年齢 |
---|---|---|
男性AICS(5種) | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん | 25歳~90歳 |
前立腺がん | 40歳~90歳 | |
女性AICS(6種) | 胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、膵臓がん | 25歳~90歳 |
子宮がん・卵巣がん | 20歳~80歳 |
※子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんを対象としています。いずれかのがんであるリスクについて評価することができますが、それぞれのがんのリスクについて区別することはできません。
料金について
男性(5種) | 25,300円 |
---|---|
女性(6種) | 25,300円 |
AICS受診前の注意点
- 検査のための採血は、食事後8時間以上あけ、午前中に受診してください。
- アミノ酸のサプリメント、アミノ酸含有スポーツ飲料、アミノ酸製剤、牛乳・ジュースなども食事同様にお控えください。
- 妊娠されている場合、AICS値に影響がありますので検査は受けられません。
つらい検査はいやだけど病気が気になる人は、一度リスク判定してみてはいかがでしょうか?
ぜひお問い合わせください。